こんにちは、サブローです。
ドラム初心者や未経験の方に向けた基礎知識を発信していきます。2回目の今回はスティックの持ち方(グリップ)についてお話します。今回の内容に関しては中、上級者の方にも常に意識していただきたいと思います。
こんにちは、サブローです。
ドラム初心者や未経験の方に向けた基礎知識を発信していきます。2回目の今回はスティックの持ち方(グリップ)についてお話します。今回の内容に関しては中、上級者の方にも常に意識していただきたいと思います。
なぜグリップが大事なのか
なぜグリップが
大事なのか
グリップについてあまり意識せず、難しいフレーズを練習したり、リズムキープの練習を優先するドラマーさんが多いと思います。
私もグリップの大事さに気付くまではそうでした。。
でも、永くドラマー生活をしていく中で、グリップを改善することが何よりも大切であり、優先すべき事だと気づいたのです。
正しいグリップで叩くためには正しい姿勢やフォームでなければならず、正しいフォームを身に付けることができれば、複雑なフレーズや早い動き、リズムキープなども楽になるのです。
それに気づかずグリップを後回しにしてしまい、上達の効率が悪くなってしまうのはとても勿体無いです。
ただし、効率だけを優先して2年も3年もただひたすらグリップやフォームの確認だけをしていても何も面白くはありません。むしろストレスでドラムを嫌いになってしまいそうです。。
そのせいで上達する前にドラムを辞めてしまってはこのブログを書いている意味がなくなってしまいます。
なので実際には好きなフレーズを練習する中で、5分〜10分程度のグリップやフォームを意識する時間を毎回の練習に組み込んでください。
正しい
グリップとは?
正しいグリップとは?
多くの人は棒状のものを持つとき、人差し指を丸め込むように握ると思いますが、そうすると手首に力が入ってしまう事が多いです。正しいフォームを身に付けるまでは人差し指はリラックスさせ、丸め込まないようにしましょう。 それでは手元にスティックを用意してください。
1. 手のひらの上に置く
まず手を開いた状態で上に向け、丸で囲んだ人差し指の第二関節の横と、前腕に通っている2本の骨の外側の骨の付け根を通るように乗せる。 この時、人差し指の付け根がスティックの1/3くらいの所に来るように。
1. 手のひらの上に置く
まず手を開いた状態で上に向け、丸で囲んだ人差し指の第二関節の横と、前腕に通っている2本の骨の外側の骨の付け根を通るように乗せる。 この時、人差し指の付け根がスティックの1/3くらいの所に来るように。
2. 中指の先端をスティックに当てる
中指でスティックを支えることを意識してみてください。
この時、中指の根元にもスティックが触れているかを確認しましょう。
2. 中指の先端をスティックに当てる
中指でスティックを支えることを意識してみてください。
この時、中指の根元にもスティックが触れているかを確認しましょう。
3. 支点をつくる
その状態をキープしたまま親指の腹と人差し指の第二関節あたりで軽く挟みます。
この時人差し指を握り込まないように意識してみてください。
支点の位置は大体スティックの1/3あたりに来るように。
3. 支点をつくる
その状態をキープしたまま親指の腹と人差し指の第二関節あたりで軽く挟みます。
この時人差し指を握り込まないように意識してみてください。
支点の位置は大体スティックの1/3あたりに来るように。
4. グリップの完成
残りの薬指と小指も添えたらグリップは完成です。この時も根元ではなく指先が触れることを意識しましょう。
4. グリップの完成
残りの薬指と小指も添えたらグリップは完成です。この時も根元ではなく指先が触れることを意識しましょう。
5. 別のアングルから
「人差し指の第二関節」、「親指の腹」、「中指の付け根」の3点で均等な圧力になるように意識して軽くつまむ。この3点は持つというよりは横にブレるのを防ぐ役割だけなので決して強い力で握らないように。
5. 別のアングルから
「人差し指の第二関節」、「親指の腹」、「中指の付け根」の3点で均等な圧力になるように意識して軽くつまむ。この3点は持つというよりは横にブレるのを防ぐ役割だけなので決して強い力で握らないように。
6. 真横から見た図
親指とスティックがほぼ平行になります。
人差し指は握り込まずにリラックスさせます。
ピンと伸ばすのも避けてください。
とにかくリラックスです。
6. 真横から見た図
親指とスティックがほぼ平行になります。
人差し指は握り込まずにリラックスさせます。
ピンと伸ばすのも避けてください。
とにかくリラックスです。
7. 自分の目線から見た図
肘からスティックの先端までが一直線になるように。
手の角度は、自分から見た時に、親指と人差し指の間からスティックが見えるくらいが理想です。
演奏するフレーズやプレイスタイルなどによってこの角度は変わることがあります。
7. 自分の目線から見た図
肘からスティックの先端までが一直線になるように。
手の角度は、自分から見た時に、親指と人差し指の間からスティックが見えるくらいが理想です。
演奏するフレーズやプレイスタイルなどによってこの角度は変わることがあります。
まとめ
人差し指でスティックを握らないと違和感を感じて弾きにくい場合は、スティックを正しく握ることができていないか、姿勢やフォームを改善する必要がある可能性があります。
各練習セッションの最初の 5 ~ 10 分間に、グリップとフォームをチェックする時間を組み込んでみてください。
正しいフォームを学ぶことができれば、複雑なフレーズ、速い動き、そしてグルーヴを維持することがより簡単になります。
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