こんにちは、サブローです。
近年良く耳にする「ゴスペルドラミング」。
もともとの語源やルーツは別物ですが「Drum Shed」や「Gospel Chops」もここで言うゴスペルドラミングに含まれます。
ゴスペルドラミングを得意とするドラマーをゴスペル系ドラマーと呼んでいたりします。
歴史
黒人さんがものすごく難しそうなことをとんでもないスピードで叩いてるイメージがあると思います。
そもそもゴスペルってあのゴスペル?
ゴスペルと聞くと「天使にラブソングを」のように教会で大人数で歌を歌うイメージがあると思いますが、そのゴスペルで間違いありません。
いつからかゴスペルに合わせて数人のドラマーでドラムバトルをするようになったのがきっかけです。
バトルというだけあり、相手とフレーズの複雑さ(テクニカル)や速さを競い、日に日に難易度が上がり今の「ゴスペルドラミング」にたどり着きました。
とは言っても勝敗を決める審査員がいるわけではないし、本人たちも勝ち負けを意識しているわけではなく、相手にリスペクトの気持ちを持って純粋にドラムバトルを楽しんでいるのです。
また、大人数が全力で合唱するゴスペルに負けないように演奏するので、一つ一つのパーツをしっかり鳴らす必要があります。
つまり、
テクニカル ✕ 音量 ✕ 速さ = ゴスペルドラミング
となるわけです。
音量と速さを両立するためには単純に筋力や体力だけの問題だけではなく、
スティックの持ち方(グリップ)や腕、体の使い方にもコツがあります。
ゴスペルドラミングを無理なく叩く為のグリップについては
ゴスペルドラムの特徴
では具体的に何を叩けばゴスペルドラムになるのでしょうか。
前項で「テクニカル ✕ 音量 ✕ 速さ = ゴスペルドラミング」と書きましたが、ここで言う「テクニカル」とはどう言う事なのか?
サブローなりの解釈でご説明します。
・リニアフレーズ盛りだくさん。
リニアフレーズとは、「両手両足が重ならないようにバラバラに叩く」フレーズの事です。
「普段のフィルも両手だけでタム回ししてるけど?」
確かに手足は重なっていないですが、バスドラムが間に混ざっていなければ基本的にはリニアフレーズとは呼びません。
例えばこんなフレーズ

よく見ると右手と左手が重ならないのはもちろんですが、間にバスドラムが入る時は手は叩いていません。
手が休んでいる分楽に叩けるとも言えますが、慣れるまではとても難しいです。
・同じ箇所を連続して何度も叩かない
これも大事です。もう一度先ほどの譜面を見てください。


同じ箇所を連続して3打以上叩いていない事がわかります。
もちろん叩いてはいけないわけではないですし、ゴスペルドラマーも普通に叩きます。
ですが「何をやっているのか分からない感」と「ゴスペルドラムっぽさ」を手っ取り早く(難しいけど)出す事ができます。
・バックの音楽も意識する
ルーツが「ゴスペルに合わせてドラムバトルをする」事なので、ゴスペル隊無しでのドラムバトルでも必ず後ろで音楽が流れています。
その音楽中のキメに合わせたり、コードが変わるタイミングでアクセントを入れたりする事でただの太鼓の連打ではなく、音楽的な表現も加味した演奏になるのです。
いかがでしたでしょうか。
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